大学受験にかかる費用は3種類!

大学受験にかかる費用は3種類!

 

今回は大学受験の際にかかる費用の大体の目安を紹介します‼
大学受験にかかる費用については主に3つありますので順番に紹介していきます。

①受験料

全受験生が必ずかかる費用が、大学の受験料です。
こちらについては学部ごと試験日程ごとにかかります。
入試の種類に関わらずどの方式でも1回ごとに受験料が必要になります。

近年は複数の同じ大学、同じ学部でも複数の方式で受験できるケースが多くなっているため受験料だけでかなり高額になることも少なくありません。

 

■受験料の目安
大学入学共通テスト受験料:1万2,000円~1万8,000円(受験教科数による)
国公立大学2次試験の受験料:1校につき約1万7,000円
私立大学の受験料:1校につき約3万5,000円
共通テストを利用する受験方式など方式や複数回受験する場合など割引になることもあります。

②受験のための交通費・宿泊費


受験校が遠方の場合、受験する際に交通費が高額になる上、宿泊費や食費などもかかります。
ただし、最近では遠方の学生でも受験しやすいように、全国の主要な都市に会場を設置する「地方試験」を実施する大学・学部も増えてきているので、こちらの費用については抑えられることが多いです。

 

③入学しなかった大学への一次納入金


こちらは一番注意が必要な費用です。
「入学しなかった大学への納付金」とは、第1志望大ではない併願大への一次納入金のことです。
第1志望大の合格発表よりも前に併願大の合格がわかった場合、併願大に入学金などを支払って進学先として確保しておく必要があります。


合格発表後は、指定期日までに入学手続きを行わないと入学資格が無効になってしまうケースがほとんどです。

ですから、実際には入学しない可能性がある大学でも入学金(一次納入金)を納めなければいけません。
無事に第1志望大に合格し、併願大への入学を辞退しても一度納めた入学金等は返金されないケースがほとんどです。
受験スケジュールを立てる時には併願校の合格発表日だけでなく、入学手続き日(入金締切日)も合わせて確認し、余分な出費をできるだけ避けるためにも、第1志望大の合格発表スケジュールと合わせて考えながら慎重に選びましょう。

まとめ

大学受験にかかる費用は大きく①受験料 ②受験のための交通費・宿泊費 ③入学しなかった大学への一次納入金の3種類でした。

その中でも受験料と試験後の入学一時金に関しては大きな負担となる可能性もありますが、事前の計画で比較的おさえることのできる費用となります。

日本政策金融公庫が2021年に発表した調査結果によると、
一人あたりの「大学受験にかかった費用」は約39~42万円となっています。

大学受験においては早い段階で併願校を含めた綿密な受験計画を立てることが大変重要です。受験にかかる費用も含めて早めに計画を立てていきましょう!